パソコンの「CPU」「メモリ」「ディスク」について、それぞれの意味や違いを紹介します。これらはパソコンのスペックに関する単語ですが、内容や違いを細かく知っている人は少ないかと思います。今回はこの3種類がどのような役割を果たしているかを交えつつ書いていきます。
CPU
CPUは中央処理装置やプロセッサーと呼ばれ、パソコンを制御するための(頭脳)ブレーンとして動作します。高性能であるほどブレーンが優秀であるため、処理が早いと言えます。
Windowsでは「core i3」や「core i5」と表記され、の3や5の数字が大きいほど高性能です。※同時期(同世代)のCPUに限る
メモリ
メモリは一時的に処理を実施するための記憶領域を指します。インターネットやメール等のアプリケーションを複数立ち上げて作業できるのは、メモリがそれぞれを管理しているからです。
単位は4GB(ギガバイト)や8GBと表記され、数字が大きいほど処理領域が広いです。
ディスク
ディスクはデータを保存する記憶領域です。エクセルやワードで作成したデータを保存するとパソコンの中にデータが残ると思いますが、これはディスクにデータが保存されたということです。
500GBや1TB(テラバイト)と表記され、単位(GBやTB)ごとで数字が大きいほど、多くののデータが保存できます。
これらを簡単に覚えるため、机で作業をする人がよく例で紹介されています。
「仕事(パソコン)を効率よくこなすためには
・頭のいい人(CPU)が
・広い机(メモリ)と
・大きな引き出し(ディスク)のある環境
で作業する」
これは分かりやすい例えなので、是非覚えておくといいでしょう。