Windows10でデュアルディスプレイ(マルチディスプレイ)の設定をする際、変換アダプターでサブモニターを認識しない場合の対処法を紹介します。システム要件によっては以下を実施しても改善しない場合があります。その際は別の変換アダプターを購入した方が良いかもしれません。
ディスプレイ設定から手動検出
モニターを接続しただけでは認識しないケースがあります。その際は手動でモニターを検出してみます。
① デスクトップにて右クリックし、「ディスプレイ設定」を選択
② ディスプレイ設定にて「検出」を選択
③ サブモニターが検出される
付属ディスクからドライバーをインストール
ディスプレイ設定から検出されない場合は、付属のDVD、CDからドライバーをインストールします。一般的なインストール手順は以下となります。
① 付属のDVD、CDをパソコンに挿入
② ディスクのファイルを開く
③ インストーラー(拡張子が.exeのファイル)をダブルクリック
④ 画面の指示に従い処理を進める
上記を実施後、再度ディスプレイ設定から検出してみてください。
デバイスのアンインストール(上級)
それでも改善しない場合は、デバイスを再インストールしてみます。この方法は対象のデバイスを特定する必要があるなど、難易度が高い手法になります。
① デスクトップ右下のCortanaに「デバイスマネージャー」と入力し、対象のアプリを選択
② 変換アダプターを抜き差しして、対象のデバイスを特定(抜き差しすると、対象のデバイスが表示・非表示を繰り返します。)
③ 対象のデバイスで右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択(「削除」と表示される場合もあります。)
④ 手順に従いアンインストールが完了したらパソコンを再起動
上記を実施後、再度アダプターで接続しディスプレイ設定から検出してみてください。
それでも改善しない場合
マルチディスプレイに映像が出力されない原因は様々で、以下の様なことも想定されます。
・ 接続ケーブルの故障
・ モニター側のケーブル挿入口の故障
・ PC側のケーブル挿入口の故障
・ 変換アダプターの故障
・ PC(ハードウェア)との相性
・ アプリ(ソフトウェア)の干渉 …etc
中でも、使用しているPCやインストール済みソフトとの相性で出力されないことが多く、その場合は別の変換アダプターを購入してみた方が良いでしょう。
以下の動画で紹介しているアダプターは、映像・音声出力も安定しているのでおすすめです。
※Windowsは7以降、MacはOS X以降で使用可能です。
1.変換アダプターのUSB端子をパソコンに接続
2.Windows用のドライバーをインストール
USBを接続するとドライバーが自動表示されます。自動表示されない場合は、以下のリンクからドライバーがダウンロードできるので、そこからインストールしてください。
3.パソコンを再起動
4.変換アダプターのHDMIポートにモニターのHDMIケーブルを接続
5.映像が出力される
映像が出力されない場合は、変換アダプターを抜き挿ししてみてください。
変換アダプターの使い方・設定方法(Mac編)
1.変換アダプターのUSB端子をパソコンに接続
2.Mac用のドライバーをインストール
USBを接続するとdmgファイルが自動表示されます。dmgファイルをダブルクリックするとpkgファイルが展開され、pkgファイルをダブルクリックするとインストールが開始されます。USBを接続しても自動表示されない場合は、以下のリンクからダウンロードできます。