MySQLを社内システム等に組み込んで使用する場合、GPL(無料)ではなくコマーシャルライセンス(有料)を取得する必要があるのかについて紹介します。
結論としてはMySQLを社内システムのみで使用する場合はGPLで大丈夫です!
なぜGPLでいいのか、またどこまで無料で使えるのかを今回は分かりやすく説明していきます。
GPLに該当するケース
MySQLがGPL(無料)に該当するケースは大きく分けて2つあります。
① MySQLを使用したソフトウェアを他の人に渡さない
→社内システムのみの使用であればこのケースに該当します。
② MySQLを使用したソフトウェアを他人へ渡すが、ソースコードの開示、ソフトウェアの改変、および再配布を無制限に誰でも許可する
→MySQLを組み込んだソフトウェアに著作権をつけないイメージです。誰でも好きに使用できる状態で譲渡します。
コマーシャルライセンスを取得するケース
上記GPLに該当しないケースはすべてコマーシャルライセンスを取得する必要があります。例えば、MySQLを組み込んだソフトウェアを販売するケースです。もしこれがGPLで組まれてしまうと、自社で開発したノウハウが盗まれることはもちろん、様々な場所で転用されてしまいます。
まとめ
SQLServerほどではありませんが、phpMyAdminなどのツールもより使いやすくなってきているので、社内システム等にお金をかけられないのであればMySQLを検討してみてください!