Outlookからメールを一括送信するマクロを作成してみた

  • 2018年9月7日
  • 2020年1月28日
  • Excel

 

メールを一括送信できるツールをマクロで作成してみたので紹介します。以前、こちらの記事にて一斉送信のマクロを紹介しましたが、今回はパソコンにインストールされたOutlookからメールを送信させるマクロとなります。

Outlookと連携させることで、送付したメールが送信済みアイテムに残り、内容を後から確認できます。また、前回の記事で紹介したマクロとは異なり、文字化けがほとんど発生しません。Outlookがパソコンにインストールされているのであれば、是非こちらのマクロを試してみてください。

このツールでは以下の機能が利用できます。
(1)送付先リストの宛先に対してメールを一括信可能
(2)送付先リストの宛先毎に本文の宛名を変更可能
(3)宛先、CC、BCCが複数指定可能
(4)最大3つのファイルを添付可能

では利用手順を紹介していきます。 ※すべて自己責任でお願いします。

1. マクロのダウンロードと編集

こちらからファイルをダウンロードしてください。ファイルを開き「Alt + F11」を押してエディターを立ち上げてください。「標準モジュール」を開き以下のソースコードにて【】で囲まれた箇所を環境に合わせて編集してください。

2. シートの入力

入力についてはシートに補足を入れてありますが、こちらでも記載しておきます。

① 送信シート

【宛先】:送付先メールアドレスを入力してください。1通のメールに複数の送付先を適用させたい場合は、アドレスをカンマ区切りで入力してください。

【会社名】:本文の宛名に表示される会社名を入力してください。相手方が個人の場合は未入力で大丈夫です。

【担当者名】:本文の宛名に表示される担当者名を入力してください。

【件名】:件名を入力してください。

【FROM】:送信元を入力してください。Outlookでアカウント追加されたアドレスのみ指定できます。※必須

【CC】:CCを入力してください。複数ある場合はカンマ区切りで入力してください。

【BCC】:BCCを入力してください。複数ある場合はカンマ区切りで入力してください。

【添付ファイル①~③】:添付ファイル名(拡張子含む)を入力してください。最大3つまで添付できます。※①から順に入力してください。

【メール送信ボタン】:処理を実行するボタンです。メールが送信されます。

 

② 本文シート

【本文】:メール本文を入力してください。〇〇〇〇が送信シートで入力した「会社名」、△△△△が「担当者名」に置換されます。

【署名】:署名を入力してください。

まとめ

メールの一括送信については、有料でソフトを購入し実施することも可能です。そちらの方が使いやすいでしょうし、不具合も起こりにくいかと思われます。メルマガ等のメール一括送信にお金をかけたくないのであれば、是非このツールを使用してみてください。