Windows Updateを実施した方が良い3つの理由を紹介します。特定の事情を除いて、Windows Updateは定期的に実施することが推奨されています。今回はその理由について書いていきます。
1. システム不具合の修正
1つ目の理由は現在のバージョンにおけるシステムの不具合を解消するためです。Windowsは高度なプログラムで構成されているものの、以下のような理由でほぼ必ず不具合が発見されます。
・新しく開発・改定されたアプリケーションで起こる不具合
・特定アプリケーション(もしくは処理)の組み合わせで起こる不具合
これらに該当する特定のパターンを全てチェックすることができないため、不具合が見つかるたびにUpdateとして修正していきます。
Updateを定期的に実施することで、より不具合の少ない状態でパソコンを使用することができます。
2. セキュリティの脆弱性を修正
2つ目の理由は外部からの攻撃やウイルス感染におけるシステムの脆弱性を修正するためです。脆弱性とはセキュリティーホール(システムの欠陥)のことで、悪意のある者がこういった抜け穴から攻撃を仕掛けてきます。
これらの脅威は次から次へと新しい手口がでてくるため、全てのケースに対応することができません。よって新しい手口が判明するたびに、脆弱性を修正するための更新プログラムが配信されます。
Updateを実施しなかったために、PCで入力した個人情報が悪意のある者に盗まれてしまうといったこともあるので、定期的なUpdateでセキュリティ対策をしておいた方がいいと思います。
3. 新規機能の追加
3つ目の理由はWindowsのバージョンアップによる新規機能の追加があることです。Windowsはユーザビリティ向上のため、定期的に機能追加のプログラムを配信しています。
中でも大型のバージョンアップをメジャーアップデートといい、新たなWindowsとして新規機能がいくつか追加されます。
新たに便利な機能が追加されることもあるので、Updateを実施しこれらを使用できる状態にしておいた方がいいでしょう。
まとめ
これらの内容を踏まえるとUpdateは絶対にしておいた方が良いと思われます。ですがUpdateをしない方がいいケースもあります。
それはUpdateに不具合が含まれているケースです。まさかとは思いますが、Updateしたことで新たな不具合が発生してしまうこともあります。
こういった場合は特定の更新プログラムを削除したり、WindowsをUpdate前の状態に戻すことで改善されるので、緊急時の対応として知っておくと良いと思います。