Windows10のパソコンでログオフする方法を紹介します。
Windows10からログオフの仕様が変更(名称もサインアウトに変更)されたため、どこからログオフすればいいのか迷ってしまうようです。ですが慣れてしまえば簡単なので、この機会に覚えておきましょう。
ログオフはやり方が何種類かあるため、以下の好きな方法で実施してみてください。今回は私のおすすめ順に書いていきます。
1. 「Win + X」からログオフ
「Win + X」 >> シャットダウンまたはサインアウト >> サインアウト でログオフする方法です。
なぜこれが一番おすすめかというと、ショートカットキーが押しやすいからです。私は左手の親指で「Win」、人差し指で「X」を押します。
また、その後の項目選択も矢印キー移動が可能であるため、マウスを使用せずログオフできます。
2. 「Alt + F4」からログオフ
「Alt + F4」 >> サインアウト >> OK でログオフする方法です。
こちらもショートカットが片手で使えるため、簡単にメニューを表示できます。私は左手の親指で「Alt」、人差し指で「F4」を押しています。
デメリットは、起動中のアプリをすべて最小化し、デスクトップが選択された状態でしか使用できない点です。
3. 「Ctrl + Alt + del」からログオフ
「Ctrl + Alt + del」 >> サインアウト でログオフする方法です。
こちらもマウスを使用せず、キーボード操作だけで実施可能です。ただ、画面が一度ロックされてしまうため、他の2つに比べると少し仕様が異なります。
4. スタートメニューからログオフ
スタートメニュー >> アカウントアイコン >> サインアウト でログオフする方法です。
このやり方は基本的にマウスを使用します。キーボード操作が苦手な方は、こちらから実施した方がやりやすいと思います。
5. ショートカットからログオフ
デスクトップにログオフ用のショートカットを作成する方法です。最初にショートカットを作るのが少し面倒ですが、一度作成してしまえば次からはデスクトップのショートカットをダブルクリックするだけでログオフできるようになります。
① デスクトップにて、右クリック >> 新規作成 >> ショートカット を選択
② 「項目の場所を入力してください」に「shutdown.exe -l」と入力
③ 「このショートカットの名前を入力してください」に任意の名前を入力して「完了」
以上でデスクトップにショートカットが作成され、次回以降はこれをダブルクリックするだけでログオフされます。
【補足】
Windows10のログオフ(サインアウト)は、画面ロックとよく勘違いされます。
正直、ログオフを使用する機会はそこまでないかと思われます。会社で使用するパソコンも、少し席を外す程度であれば画面ロックで充分です。
では、実際ログオフはどのような場合に使われるかというと、設定の変更を反映させたり、アカウントを切り替えたりする際に利用します。
システム担当者であれば、この様な機会は必ずあると思うので、ぜひ覚えておきましょう。