HDMIとVGAの違いを紹介します。また、パソコンにHDMIがない場合の対象方も合わせて書いていきます。
1. 機能
HDMIは音声に対応しているが、VGAは非対応です。
例えばノートPCの映像をモニターへ移し出す際に、ノートPCとモニターをHDMIで繋げばモニターから音が流れますが、VGAではモニターから音が流れません。※モニターが音声出力に対応している前提
HDMIは音データの送受信に対応しているデジタル信号を扱っていますが、VGAは非対応のアナログ通信を扱っていることが理由となります。
2. 形状
HDMI
細い金属質の端子となっています。差し込み部が小さいため、机上でもそこまで邪魔になることはありません。
VGA
端子の先がトゲみたいになっており、差し込んだら左右のねじを回して固定します。
3. パソコンにHDMIがない場合の対処法
専用のアダプターを使って、USBやVGAをHDMIに変換し映像や音声を出力することが可能です。
USBをHDMIに変換する方法
USBをHDMIに変換して、映像や音声を出力することが可能です。変換アダプターの使い方や設定方法をWindows編・Mac編に分けてご紹介します。
※Windowsは7以降、MacはOS X以降で使用可能です。
変換アダプターの使い方・設定方法(Windows編)
1.変換アダプターのUSB端子をパソコンに接続
2.Windows用のドライバーをインストール
USBを接続するとドライバーが自動表示されます。自動表示されない場合は、以下のリンクからドライバーがダウンロードできるので、そこからインストールしてください。
3.パソコンを再起動
4.変換アダプターのHDMIポートにモニターのHDMIケーブルを接続
5.映像が出力される
映像が出力されない場合は、変換アダプターを抜き挿ししてみてください。
変換アダプターの使い方・設定方法(Mac編)
1.変換アダプターのUSB端子をパソコンに接続
2.Mac用のドライバーをインストール
USBを接続するとdmgファイルが自動表示されます。dmgファイルをダブルクリックするとpkgファイルが展開され、pkgファイルをダブルクリックするとインストールが開始されます。USBを接続しても自動表示されない場合は、以下のリンクからダウンロードできます。
3.パソコンを再起動
4.USBアダプターを抜き挿し&モニターのHDMIケーブルを接続
5.映像が出力される
VGAをHDMIに変換する方法
最近のパソコンはVGA端子が消え、HDMI端子が主流になってきました。とはいえ稀にHDMIがないパソコンを見るため、型落ち製品や中古品を購入する際はHDMI端子の有無を確認した方が良いでしょう。