メールアカウントの設定などでよく見られる「SMTP」について紹介します。

 

メール送受信の仕組みを理解するうえで、SMTPの知識は必ず必要になるので覚えておきましょう。

SMTPとは

パソコンとメールのイラスト

SMTPを一言でいうなら、「メールを送信するための規格」です。規格のことをネットワーク用語ではプロトコルといいます。

 

郵便に例えると、送り主が手紙をポストに投函した後、郵便局員が回収し送り先のポストへ投函します。この郵便局員がSMTPに該当します。

 

すなわち、SMTPは送信メールを相手に届けるための仕組みです。

SMTPで使用されるポート番号

数字が書かれた紙

メールを送信する際に、ポート番号を指定する必要があります。例えば、「作成したメールを25番ポートで送信」といった感じです。

 

送信元と送信先で共通のポート番号を使用することにより、メールの送受信が可能になります。

 

分かりやすく郵便に例えると、送付先マンションの102号室に手紙を送る場合は、宛先に102号室と記載することで送付先の102号室に手紙が届くイメージです。

 

以下はメールの送信で広く一般的に使用される3つのポート番号です。この番号をウェルノウンポートといいます。

25番ポート

一般的に使用されるSMTPのポート番号です。今現在、ほとんどのメール送受信で使用されている番号になります。

 

25番ポートは送信する際のユーザー認証機能がないため、別の第三者が自分のアドレスでメールを送信できてしまいます。

 

そういった悪用を防ぐため、後ほど紹介する587番ポートが使用されるようになってきました。

465番ポート

SMTPではなく、SMTPSで使用されるポート番号です。

 

SMTPSとは、通常のメール送信プロトコルであるSMTPにSSL/TLSを組み合わせたセキュリティの高いプロトコルです。

 

SSL/TLSは情報を暗号化する仕組みで、インターネットを閲覧する際のプロトコル「HTTP」でも採用されています。多分、一度は目にしたことがある「HTTPS」のことです。

587番ポート

25番ポートの問題点を解決したSMTPのポート番号です。別名をサブミッションポートといいます。

 

587番ポートは「SMTP-AUTH」というユーザー認証機能を使い、自分のアドレスを第三者に悪用されない仕組みになっています。

 

簡単にいうと、メールを送信するためにはユーザーIDとパスワードが必要なので、それを知らない人間は送信できないといったイメージです。

SMTP番号の確認方法

各メーラーでSMTPポート番号を確認する手順は異なります。今回はよく使用されるOutlook2016の確認方法を紹介します。

① ファイル を選択

Outlookの初期画面

 

② 情報 >> アカウント設定 >> サーバーの設定 を選択

Outlookのファイルメニュー

 

③ 送信メール欄にてポート番号を確認

Outlookのサーバー設定画面

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