YAMAHA(ヤマハ)ルーターへのシリアル接続でパスワード入力画面が表示されない場合の対処法を紹介します。パソコンがcomポートを認識していて、ターミナルからcom接続を選択できるようであれば、原因は以下の3つが考えられます。
クロスケーブルを使用していない
パソコンとYAMAHAルーターを接続するケーブルはクロスタイプである必要があります。パソコン、サーバー、ルーター等のコンピューター同士を接続する際は、原則クロスタイプでないと接続できません。
別記事で紹介したケーブルはクロスタイプであり、その商品だけで接続ができるためおすすめです。
ボーレートの値が間違っている
ボーレートとはデジタルデータをアナログデータに変換しシリアル転送する際のルールです。この設定値がパソコンのターミナルとYAMAHAルーターで異なっていると、シリアル接続することができません。
YAMAHAルーターのデフォルト値は以下になります。
スピード:9600
データ:8 bit
パリティ:none
ストップビット:1 bit
フロー制御:Xon/Xoff
※上記にターミナルの設定を合わせる、またターミナルによって英語表記であったりする
接続後に一度「Enter」を押す
接続が成功していても、最初はパスワードの入力画面にならず真っ黒のままです。ここで一度「Enter」を押すとパスワードの入力画面が表示されます。
接続後にパスワード入力画面が表示されない場合は上記を試してみてください。