D-subをHDMIに変換し映像を出力するアダプタについて紹介します。
映像出力は今やHDMIといっても過言ではないくらい社会に浸透してきましたが、未だにD-subしか使えないPCが出回っています。
そういったPCでもHDMI接続ができるよう、変換アダプタを用意しておいた方がいいでしょう。
1. パソコンに搭載されているD-sub

「D-sub」はいくつか種類があり、パソコンに搭載されているD-subは15ピンの「VGA」がメインになります。
HDMIへ変換するアダプタは基本的にこの15ピン対応のものを使用することになりますが、念のためパソコンのD-sub端子が15ピン(穴が15個)であることを確認してください。
2. D-sub(VGA) to HDMI変換アダプタ

アダプタを購入する際の注意点としては、変換する方向を間違えないことです。
今回はD-subからHDMIに変換するので「D-sub to HDMI」といったような記載がある機器を選びます。また、映像を映し出すので「出力」に対応したものを選びましょう。※稀に「入力」対応の機器があります。
以下は私が利用している変換アダプタになります。VGAでは対応していない音声を出力する必要があるので、VGA端子の他にUSBとイヤホンジャックの端子が必要になります。
3. USB to HDMI変換アダプタ

私はD-subをHDMIに変換するくらいなら、USBをHDMIに変換した方がいいと思います。理由としてはVGAをHDMIに変換する際、結局USBを接続することになるからです。※音声出力のため
プロジェクターなどは、VGAしかない物がまだ結構あるので、そういった用途であればD-subの変換アダプタを購入してもいいでしょう。
そうでない場合はUSBの変換アダプタをおすすめします。
アダプターで接続してもモニターを認識しない場合は、「マルチディスプレイを認識しない場合の対処法」をご確認ください。
【補足】
D-sub、VGA、HDMIについてより詳しく知りたい方は、以下の記事にて紹介しているので参考にしてください。